ストレートネックについて
- 国分寺鍼灸整骨院 中野
- 4月22日
- 読了時間: 4分
近年、スマホやパソコンを長時間使う方の間で増えている「ストレートネック」。本来、頸椎(けいつい)は緩やかなS字のカーブを描いていますが、このカーブが失われてまっすぐになってしまった状態を「ストレートネック」と呼びます。

【原因】
以下のような日常習慣が主な原因とされています。
スマホやパソコンの長時間使用
姿勢の悪さ(猫背・前のめり)
高すぎる枕や合わない寝具
筋肉の緊張やバランスの崩れ
これらの要因が首や肩周辺の筋肉に負担をかけ、自然なカーブを失わせてしまうのです。
【症状】
ストレートネックにより体に起こる症状
慢性的な首・肩こり
頭痛
手のしびれ
めまい・眼精疲労
自律神経の乱れによる不調
軽視すると全身のバランスにも影響を与える可能性があります。
【予防法】
1.正しい姿勢を意識する
普段から姿勢を意識することが、ストレートネック予防の基本です。
・座るとき:背筋を伸ばし、肩はリラックスさせ、耳が肩の真上に来るように。
・立っているとき:骨盤を立て、軽く膝を曲げて、自然な立ち方を心がけましょう。
・パソコンやスマホの使い方:モニターの上端を目線の高さに合わせ、首を前に出さないようにします。スマホは目線より少し下に持ち、視線を落として使うと首の負担を減らせます。
2.デスクワーク時の注意点
長時間同じ姿勢でいると、首や肩に負担がかかりやすくなります。
・定期的に休憩を取る:1時間に1回は立ち上がって体を動かし、ストレッチを行いましょう。数分の休憩でも効果的です。
・椅子の高さや配置を調整:椅子に座るときは、膝が90度になるように調整し、足を床につけることが大切です。また、背もたれにしっかり背中をつけ、背骨をサポートしましょう。
3.自宅でできるストレッチ・セルフケア
ストレッチや体操を取り入れることで、筋肉の緊張をほぐし、姿勢を改善できます。
・肩甲骨を動かす運動
肩甲骨を前後に動かすことで、肩や首周りの筋肉がほぐれます。両腕を前に伸ばし、肩甲骨を寄せるように動かし、次に肩を前に出すように動かします。
・首のストレッチ
首を左右にゆっくりと傾け、反対側の肩を下げて引き伸ばします。1回10秒を目安に、左右交互に行います。
・胸を開くストレッチ
腕を後ろに組んで胸を開くことで、猫背の予防になります。デスクワークの合間に数回行いましょう。
4.枕と寝具の見直し
不適切な枕や寝具は、首や肩に負担をかけ、姿勢を悪化させる原因になります。
・枕の高さを調整する:首の自然なカーブを保つために、枕の高さを調整します。仰向けで寝る場合、枕が首の下に適切にフィットする高さが理想です。
・硬すぎるベッドやマットレスの見直し:硬すぎるマットレスでは、寝ている間に首や肩に余分な負担がかかります。少し柔らかめのマットレスが理想です。
5.日常生活で気をつけること
日常的に気をつけるべきポイントも、ストレートネック予防に役立ちます。
・バッグの持ち方:肩掛けバッグやリュックを片方の肩だけで持つと、姿勢が歪みやすくなります。できるだけ両肩に均等に負担をかけるようにしましょう。
・長時間の運転や歩行時の姿勢:運転中や歩行時も姿勢を意識し、背筋を伸ばし、首を前に突き出さないように心がけましょう。
6.鍼灸や整体での治療
姿勢改善には、専門的な治療も有効です。国分寺鍼灸整骨院では、以下のような治療が行われています。
・鍼灸治療:筋肉の緊張を緩め、血流を改善することで、首や肩のコリを解消します。
・手技療法:手技による筋肉調整で、筋肉の柔軟性を高め、骨格のバランスを整えます。
・姿勢矯正:骨盤や背骨の歪みを整えることで、正しい姿勢を保つためのサポートをします。
【治療法(当院でのアプローチ)】
国分寺鍼灸整骨院では、根本改善を目指したアプローチを行っています。
手技療法(筋肉調整)
鍼灸治療による深層筋アプローチ
姿勢矯正・ストレッチ指導
生活習慣アドバイス
痛みだけでなく、再発しにくい身体づくりをサポートしています。
鍼灸でココロとカラダ健康に😊
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